赤、オレンジ、黄色と
まるで絵本の世界から飛び出してきたように
子供たちを目で楽しませてくれる野菜、パプリカ。
食べ慣れなずに敬遠がちのママもいるかもしれませんが、
ピーマンと比べて実に甘くて食べやすく
栄養価も非常に高いので、離乳食期の赤ちゃんにも
受け入れられやすい野菜なので
ぜひ少量づつから取り入れてみましょう。
目次
パプリカ
肉厚で甘みが強いカラーピーマンのパプリカは、
ピーマンよりも苦みが少ないうえ、
とても食べやすく栄養価も高いので
離乳食には積極的に使いたい食材です。
また色鮮やかな色彩は、離乳食時期の赤ちゃんにとって
食に対する興味もそそってくれるでしょう。
豊富なビタミンCの他に
ビタミンE、カロテンも多く大変栄養価が高い
優秀な食材です。
離乳食パプリカの下ごしらえ
肉厚さが特徴なパプリカですが、
離乳食時期は安心して食べさせることができるように
下ごしらえして離乳食の準備しましょう。
下ごしらえの手順
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パプリカは輸入物が多いので、殺菌剤などの
残留物質が気になるのなら、
まず流水で皮の表面をごしごし洗いましょう。
皮むきは離乳食時期の1歳前後、
ある程度の固さのものが食べられるようになるまで十分でしょう。
離乳食パプリカを冷凍
余ってしまったパプリカ、使い切れないときは、
賢く冷凍保存しましょう。
キッチンペーパーなどで水分をよくきり
使いやすい大きさに切って冷凍保存
少しづつ使えて便利
凍ったままでも簡単に切ることができます。
ピーマン
ビタミンCの含有量は、野菜のなかでもトップクラスで、
カロテンは風邪などのウイルスを撃退してくれる働きがあり、
免疫力を高める作用があります
ピーマン独特の香りが苦手という子供は多いですが、
ピーマンのビタミンCは熱に強い特徴があり
下ゆですると苦みや香りが軽減されます。
下ゆで方法
ピーマンを1分ほど茹でたら
冷水にとってさましましょう
歯ごたえもしっかり残ります。
ピーマンとパプリカの比較
緑ピーマンと赤パプリカを比較してみましょう。
ビタミンCやビタミンEは、血管や皮膚、粘膜を強化して
新陳代謝を促進します。
ビタミンCやビタミンEの相乗効果で
抗酸化作用は、いっそう高くなります。
緑ピーマン | カラーピーマン(赤) | |
ビタミンC | 76mg | 170mg |
ビタミンE | 0.8mg | 4,3mg |
カロテン | 400ug | 1100ug |
1個あたりの値段 | 30円 | 200円 |
ピーマンの食べ合わせ効果
抗酸化作用を持つビタミンCがたっぷり入ったピーマンは、
疲労回復効果のあるビタミンB1と一緒に食べると
風邪予防効果となり、ウイルスをブロックします。
ビタミンB1食材といえば、豚肉です。
ピーマンと豚肉は食べ合わせ相性がいい組み合わせです。
比較的子供が苦手とするピーマンですが、
肉詰めピーマンなら食べる子が多いです。
豚ひき肉たっぷりの肉詰めピーマンは
食卓の主食にいかがですか?
学びとまとめ
ピーマンは子供が嫌いな野菜のなかでは
いつも常連組にいる野菜です。
クセのある香りや苦みは子供にはどうしても苦手なんですね。
栄養価が高い野菜ではありますが、
嫌がる時期に無理に与える必要はなく
年齢とともに受け入れることができるようになるものですので、
旨みの強いお肉や、甘みのあるお野菜、
味の濃い調味料を組み合わせると
クセがやわらかなるので、少しづつ試していくといいでしょう。
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