2月23日木曜日のあさイチで子育てママ必見!
近年患者数が増加しているおたふくかぜの最新情報です。
さっそくお子さんの母子手帳を準備して、
おたふくかぜ=難聴という怖さを
あらためて思い知らされてしまいます。
目次
おたふくかぜ
春から夏にかけてかかる人がおおく
大人になったからかかる人もいれば、
子供のうちにかかる人もいるおたふくかぜですが、
正式には流行性耳下腺炎といいます。
感染力の強いムンプスウイルスの、
唾液による飛沫感染で広がります
通常は、耳の下が腫れあがって2,3日熱がでたあと
自然に治ります。
数百人から千人の割合で重度の障害が残ります。
重度の難聴
ウイルスが耳のなかに入ると難聴を引き起こすことも
あります。
人工内耳という装置
人工内耳という、耳に装着した小型のマイクで音を集め
それを頭に埋め込んだ受信機へ伝えることで音を認識して
日常生活全般の音を聞き取りますが、
じゅうぶんではなく授業にはついていけないこともあります。
おたふくかぜの予防接種
おたふくかぜの予防接種は、
費用が自己負担となる任意接種扱いなので、
接種率はなんと3割程度です。
定期摂取 (公費負担) |
任意接種 (自己負担) |
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おたふくかぜは以前は定期摂取だったんですが、
副反応が認められ平成5年に任意接種になっています。
おたふくかぜの副反応
おたふくかぜの予防接種で、
2000~2万人に1人ほど無菌性髄膜炎を
発症する
高熱による意識がもうろうとしますが、
後遺症が残ることはないと言われています。
おたふくかぜのリスクである重度の難聴は
数100人~1000人に1人ほどの割合を考えると
やはり予防接種をおすすめします。
おたふくかぜのこれから
4年に1回の周期で大流行していたおたふくかぜも、
近年季節性もなく通年流行している
定期摂取から任意接種に切りかわった時期とかさなっているので、
難聴になって苦しい生活をおくる子供を増やさないために、
副反応が少ない新しいワクチンを定期摂取できるようになると
理想ですよね。
学びとまとめ
現状は自己負担の任意接種であるおたふくかぜの
予防接種ですが、
お住まいの自治体によっては、全額助成、一部助成と
かわっているのでぜひ確認してからにしましょう。
そして、今一度定期摂取にもどってほしいと思います。
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