GWの終盤5月6日未明に、
みずがめ座流星群の天体ショーがピークを迎えます。
日本で有数の星空の聖地といえる山口県。
日本屈指の流星群を天体観測おすすめスポットをご紹介します。
目次
みずがめ座流星群
みずがめ座流星群は、毎年5月の大型連休のゴールデンウィークごろに
見ごろを迎える流星群です。
もともとみずがめ座流星群は、日本では地平高度が低いため
南半球のように規模の大きい流星群としての観測は期待できないが、
2016年観測条件が近年で最高条件だったので
去年ほどではないにしても今年も良さそうです。
なぜ流星群は発生する?
流星とは、宇宙にある直径1ミリ~数センチ程度ともいえる小さなチリが
地球に入ってきたときに大気と摩擦して燃え尽きるときに光をはなつ現象を言います。
彗星というのは、そのチリを放出しながら回転しているので、
地球が彗星の軌道を横切って交差すると軌道上のチリが地球に降ってきて、
まとまった流星が見ることができる仕組みです。
みずがめ座流星群のもと
みずがめ座流星群のもととなっているのは、
約76年周期で登場するあのハレー彗星が出したチリになります。
2017年5月6日みずがめ座流星群の見ごろ
2017年みずがめ座流星群の観測条件は,比較的整っているしょう。
予想ピークは6日日中、11時頃となっています。
一番の見頃は6日の明け方なので、
おすすめは,6日0:00~夜明けです。
6日の前後1日、5月5日又は7日0:00~夜明けでも大丈夫でしょう。
2017年5月6日みずがめ座流星群の方角
6日に日付が変わった深夜0:00から夜明けごろに、
西の地平線近くに位置するため、月とは反対方向を眺めてください。
間違っても月の方向だけ見なければ大丈夫でしょう.
流星の出現位置はどこでも構わないので、
月が見えない方向の市街地ではない方向をむきましょう。
2017年5月6日みずがめ座流星群の数
見えるみずがめ座流星群の数は、
だいたい1時間に約5個ほどと言われています。
12分で1個というペースなので、
5~10分夜空を見ていても流れない簡単にあきらめないで
ある程度の時間見続ける必要があるので注意しましょう。
星空の聖地山口県
山口県は日本最大級の台地で、有数の星空の聖地といわれ、
日本屈指の天体観測スポットが数々があります。
秋吉台
大昔に、海の珊瑚礁として誕生した秋吉台から見渡す星空は
本当に素晴らしい絶景です。
今日も部室で18時30分から茶話会を行います。興味あるよー、お腹すいたよーって人はどしどし来てくだされ!
明日には秋吉台周辺のドライブをします。行きたいよー、暇だよーって人がいたらまだ間に合うので連絡下さい! pic.twitter.com/RGd3BqOiQe— 山口大学洞穴研究会 (@yamadaidouketsu) 2017年4月21日
カルスト台地(石灰岩の台地)日本最大規模だけあって、
見渡すかぎり続く360度大パノラマは光害がほとんどないので、
壮大な星空が楽しめるので、夏には天の川も見られるほどです。
カルスト展望台
秋吉台の中でも大パノラマが広がるカルスト展望台は、
星空を見るのなら特におすすめスポットです。
カルスト展望台からの眺め。ここ日本かよ!! pic.twitter.com/90UidILzWa
— 七色のでねぼら (@Denebola7) 2016年9月17日
長者ヶ森駐車場
カルスト展望台から秋吉台スカイラインを通りに見える長者ヶ森駐車場。
本日秋吉台長者ヶ森駐車場にて撮影しました!#秋吉台#星空#ファインダー越しの私の世界#すこしでもいいなと思ったらRT #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/CdqyzHOaG2
— とくちゃん (@tokutyanmiki) 2016年11月17日
視界がひらけており、光害も少ないためおすすめスポットです。
千畳敷
普段はキャンプ場として家族連れに人気の千畳敷は、
コバルトブルーの日本海と、美しい砂浜を一望できる高台です。
山口県 千畳敷(せんじょうじき)
333メートルの高台にある草原です。日本海が広がる大パノラマの景色は癒されます。 pic.twitter.com/QdLA3dw6be
— 【厳選】日本の絶景スポット (@japan_gensen) 2017年4月18日
360度大パノラマが広がる光害のほとんどない自然だけではなく、
波の音と潮の匂いは、心地のよい安らぎをもたらしてくれることでしょう。
秋吉台より、千畳敷が断然おすすめと断言する人がいるのも頷けます。
学びとまとめ
今年のゴールデンウィークは、日本全国でも有数の天体鑑賞の名所である
山口県の秋吉台や千畳敷という星空スポットに足を運んでみませんか?
是非一度実際に訪れてみて自分の目で忘れられない満天の星空を
見上げてみたいものですね。
流星群なので、夜空を広く眺めていれば観察しやすいので家族で楽しめます。
観測条件としては2016年に引き続き好さそうなので、
夜明け前に東の空、低い位置を見続けてください。
流れ星が見えるかもしれませんね。
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