食欲がでないような暑い日でも、冷たい麺なら、食べやすくて食欲がでてます。昼食などでさっとすますことができて、便利ですよね。
しかも、油調理していないのでヘルシーなイメージもあることから、夏場のダイエット食としてレシピもたくさんありますが、はたして真相はどうなのでしょうか?
麺類に潜む落とし穴を検証してみたいと思います。
冷麦はそうめんと何が違う?
冷麦と素麺の違いは麺の太さです。
麺の太さの長径が1.3㎜以上1.7㎜未満のものを冷麦と言います。1.3㎜未満は素麺、1.7㎜以上はうどんと定義されています。
<1人前(100g当たり)の麺カロリー>
ご飯一膳 | 200kcal |
冷麦・素麺 | 355kcal |
うどん | 350kcal |
そば | 350kcal |
中華麺 | 300kcal |
パスタ | 380kcal |
麺だけのカロリーを比べてみると、低カロリーなイメージの冷麦も、高カロリーなイメージのパスタも、麺だけなら大差のなく同じくらいのカロリーなのですね。
ただ、ご飯に比べると約1.5倍のカロリーなので、全体的に麺類は決して低いカロリーではなく
食べやすいという理由で冷麦を2~3人前食べてしまうという人、カロリー的にはちょっと危険ですね。
冷麦が太る可能性
カロリーを見たところ、あまりダイエットには向いている食品ではありません。
夏はとても暑いの簡単に喉を通るものを中心に食べてしまうことが多くなり、どうしても体冷やし代謝も落とすことが、夏太りの原因の一つではないかと考えられているのです。
小麦粉食品はダイエット不向き
パンなど小麦で作られたものは、ダイエットにむかないと聞きます。最近では国産小麦よりも米国の遺伝子組み変え小麦が流通しています。
ですから当然体に悪影響を与えるものですし、グルテンにより体が糖化しやすくなります。ですので、最近は健康志向の方であればグルテンフリーといった生活を行っていますよね。日本人は日本人らしくお米を食べたほうが良いということなのですね。
冷麦をカロリーオフ
カロリーを減らすには、麺の量を減らすのが一番です。冷麦を減らしてその分カロリーの低い物を入れてかさまししましょう。
かさまし冷麦
キャベツの千切り、もやしを茹でて混ぜる茹でて冷麦と混ぜてかさをます
そうめんサラダ
夏の野菜は色が濃くて栄養満載です。
野菜をたっぷり盛ったお皿に、そうめんの量をおさえて、上からめんつゆやドレッシングなどをかけて、サラダとして食べましょう。
夏のつかれた身体を癒してくれます。
にゅうめん
にゅうめんとは、あたたかいそうめんのことです。
冷たい麺のは、食べやすくてですが、あたたかい麺は、量が少なめでも満足できます。カロリー低めの具を選んで、にゅうめんにして食べるのもおすすめです。
また、冷房などで身体が冷えがちな女性にはあたたかいにゅうめんで、身体をあたためるのはダイエットにも有効です。
学びとまとめ
食べやすくてついついカロリーオーバーとなる夏の定番は、麺だけでなくたくさんの種類の具を加えるようにしましょう。
具が豊富だと噛む回数も増えるので満足感も増し、野菜を摂取することで栄養面も充実するのでおすすめです。
カロリーを気にして、夏にのどごしのいい冷麦やそうめんを我慢するのは残念ですもんね。