2月3日といえば節分ですね。「鬼は外!福は内!」と豆をまいて、

大きな声で鬼を追い払い、その家に「福」を呼び込む行事です。

そして、この節分にそばを食べる風習があることはご存知でしょうか?

なぜ節分にそばを食べるのでしょうか?

また、その地域では、そのようないわれがあるのでしょう。

 

 

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年越しそばとは?

年越しそばといえば、12月31日の大晦日に食べますよね。

ですが、「年越しそば」と呼ぶようになったのは、

明治時代中期頃からと言われています。

旧暦では「二十四節気」というものがあります。

「二十四節気」とは、節分を基準に1年を24節に区切って、

約15日毎に分けた季節の事です。

この「二十四節気」での新年は「立春」の前日の節分になるので、

昔の人は節分が年越しになります。

ですので、節分に食べるそばを「年越しそば」と呼んでいたという事です。

そして、江戸時代頃まで月の終わりにはそばを食べる習慣があり、

商家では、月末は集金や、棚卸しなどで忙しく、

食事の準備ができない為、そばを出前していたそうです、

これを「晦日そば」と呼んでいました。

今では、毎月月末の晦日そばの習慣が無くなりつつありますが、

12月31日の大晦日だけは特別な日ですので、

現在も家族で年越しそばを食べるのです。

そばを食べる理由は?

昔の人たちは、新年を迎えるに当たってそばを食べたのでしょう。

  • 人生をそばに例えて、「細くても長く生きたい」
  • そばの原料の植物は、雨などの悪天候に強く、日が差せばすぐに元気を取り戻すといわれていて、それにあやかって、「苦難を乗り越えてたくましく生きたい」
  • そばは細くすぐに噛み切れる事から、「厄を断ち切りたい」

など、さまざまないわれがあります。

お金持ちの商人が貧しい人たちに、

そば団子を振る舞ったところ、翌年以降運気がよくなったという言い伝えもあり、

普段から美味しいおいしいそばが手に入りやすく、よく食べられていたようです。

そのため、そばどころとして有名な「信州」「出雲地方」では、

今でも「節分そば」を食べる風習が残っています。

節分そばはいつ食べるの?

節分そばにはいつ何時に食べるという決まりはありません。

節分の日でしたら、朝、昼、夜、いつでも食べてもいいのです。

ご家庭の都合にあわせて、できれば家族がそろって食べられる、

「夜」に食べるのがいいですね。

昔から日本で受け継がれてきた風習には

「家族が健康で幸せでありますように」と願いを込められています。

時代は変わってしまっても、

その思いは変わらず受け継がれていくといいですね。

 

 

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節分に食べる行事食

恵方巻

恵方とはその年の縁起のいい方角のことです。

その年の恵方に向かって巻き寿司を食べることから、

「恵方巻き」と呼ばれていて、カットしたりせずに、

1本の巻き寿司をそのまま無言で願いごとをしながら

食べるのが良いとされています。

主に関西地方の風習でしたが、

スーパーやコンビニで積極的に販売したことから

全国に広まっていきました。

福茶

福茶とは福豆のほかに「よろこんぶ」に通じる昆布と、

松竹梅で縁起の良い「梅」が入ったお茶のことです。

福豆を数粒と塩昆布、梅干しを湯のみに入れて

熱いお湯を注ぐだけなので、作り方も簡単です。

いわし

いわしの頭を柊に刺して飾る風習がありますが、

その身も焼いて食べます。

鬼はいわしの匂いを嫌うとされている為、

食べれば鬼が近づかないと考えられています。

けんちん汁

関東地方では、栄養豊富なけんちん汁が冬の行事食として、

よく食卓に上がっていました。

福豆の他に、体の中を綺麗にする

「こんにゃく」を必ず入れるようです。

学びとまとめ

節分は豆をまいたり、恵方巻きを食べたりするだけではなく、

細く長く家族の幸せが続いていくように願って、

ぜひご家族揃って節分そばを食べてみてください。

また、旧暦に従って節分に新年のお祝いをするのもいいですね。

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