昨日まで元気に泳いでいたのに今日になって
金魚がうごかなくなってしまった、
元気がなくなってしまった。
心配しますよね。
子どもたちと一緒に金魚を世話していたときは、
本当にみんなで心配しました。
そんな時は慌てず、まずはお家でできる対処法をご紹介します。
金魚からのサイン
金魚は弱ってくるとなんらかのサインを出しています。
日々この変化に気づいて対処してあげると慌てないですみますね。
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このようなことは弱ってきているサインです
よく観て早く気付いてあげることが一番大切です。
慌てず観察
水層の水替え
金魚の弱ってしまう原因で1番多いのは水質の悪化です。
ろ過フィルターの汚れや底砂利の汚れ等で
水槽の中の生物濾過能力がくなり
アンモニアや硝酸塩の濃度が高まっています。
まずは半分から8割の水を替えてあげましょう。
ただ金魚は水温の変化に弱いので注意してあげてくださいね。
弱っている金魚にとって水温が激しく変化するのは
とてもダメージが大きくなります。
また酸欠になっている可能性もありますので、
エアーレーションで酸素濃度をあげてあげるのもいいでしょう。
絶食させる
消化器官に負担がかかってしまったり、
消化不良で体調を崩している可能性もあります。
1ヶ月ぐらい食べなくても飢え死にする事はありません。
餌をあげることによって水質が悪化することもありますので、
餌をあげたい気持ちを抑えて絶食させて様子を見てみましょう。
塩浴
昔からある方法なのですが、水1リットルに
食塩5グラムを入れて濃度0.5パーセントの水の中に、
弱った金魚だけを1週間ほど泳がせてみましょう。
これは、寄生虫や細菌を死滅させることができます。
金魚の体液の濃度が約0.7パーセントなので、
これより濃い塩水だと金魚への負担が大きくなります。
また、細菌や寄生虫の体液の濃度が0.3〜0.4パーセントなので
これより薄いと逆に効果がありません。
塩浴をする時は、0.1%、0.2%…というように
少しずつに濃度を上げていき、
1日ほどで最大濃度まで慣れさせていくのがいいですよ。
塩水は傷みやすいので、3日に一度ほど
水槽の3分の1を水替えしてあげてくださいね。
また、水草や貝類などは塩に弱い生き物は出しておきましょう。
変化がなければそのまま塩浴をしていきます。
薬浴
塩浴をやってみて、さらに弱ってきているようなら、
すぐに中止し塩浴と同じように水に薬溶かして、
弱った金魚を泳がせる薬浴をします。
塩浴は浸透圧を利用して治療しますが、
薬浴は直接金魚についている寄生虫や
細菌を死滅させることができます。
ただ金魚の病気もいろいろあるので
弱った金魚の様子を写真や動画に撮って
ペットショップなどで見せてよく相談するといいですよ。
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以上のものは、代表的な薬ですが
他にもありますので金魚の様子に合わせて購入してくださいね
学びまとめ
金魚はこまめにお世話をしていれば、
比較的に飼いやすく長生きな動物です。
金魚を1つの水槽に入れすぎるのもよくありませんし、
餌のやりすぎもよくありません。
エアーポンプや水槽などの
お手入れをきちんとしてあげましょう。
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