カブトムシの飼育に絶対必要なものがエサですよね。
食べずしてカブトムシも生きられません。
カブトムシのエサとして、人工的なゼリーなど以外に、
自分で手作りすることはできるのでしょうか?
せっかく育てているカブトムシに自分で作ったエサをあげたい、
という人のために、今日はカブトムシのエサの作り方をご紹介したいと思います。
目次
カブトムシは何を食べるの?
カブトムシは、甘くて水気のあるものをエサとします。
果物だとリンゴやバナナ、桃などが好きなのですが、
カブトムシを飼う季節というと、夏。
これらの果物をエサとして与えると、すぐに腐ってしまったり、
コバエが湧いたりして飼育ケースの環境を悪くしてしまいます。
実はエサとしてあまりオススメできないんです。
カブトムシ用のゼリー
それよりもオススメされるのが、カブトムシ用のゼリーです。
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カブトムシに必要な甘みや水分もしっかりあり、
食べやすく腐りにくいというカブトムシのエサとしては万能なんですね。
それでも、かわいいカブトムシに手作りのエサを、
という場合に備えて、
手作りエサの作り方を3つご紹介したいと思います。
カブトムシの手作りエサ① 人口樹液の作り方
材料
- 水1カップ
- 黒砂糖100g
- 焼酎1/2カップ
- はちみつ大さじ2
作り方
- 鍋に水と黒砂糖を入れ、煮詰める。黒砂糖がきれいに溶け、どろどろっとした状態になるまで煮続けます。このとき、焦げ付かないように気をつけてください。
- 残りの焼酎とはちみつをきれいに混ぜたら完成です。
カブトムシの手作りエサ② 手作りゼリーの作り方
材料
- ・水200cc
- ・黒砂糖100g
- ・粉ゼラチン5g
- ・ジャム大さじ1
- ・卵の空き容器(切ってそのままカブトムシのケースに入れられるので便利です)
作り方
- 鍋に水を入れ60℃前後まで温めます。
- 60℃前後のお湯になったところで黒砂糖を入れ、溶かします。しっかり溶け切ったら再び60℃まで温めます。
- 温まったところで、粉ゼラチンを入れ、こちらもしっかりと溶かします。
- 全体をよく混ぜ合わせてからジャムを入れ、さらに混ぜ合わせます。
- 卵の空き容器に入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やし固めます。
- ゼリーが固まったら完成です。
カブトムシの手作りエサ③ バナナヨーグルトの作り方
材料
- ・バナナ1本
- ・ヨーグルト適量
作り方
- バナナとヨーグルトをミキサーに入れて撹拌します。
- 小さめの器などにうつしてカブトムシにあげてください。
カブトムシのエサ、こんなものには注意
カブトムシのエサとして注意しなくてはならない食品もあります。
まず、キュウリ。虫のエサとして使われることも少なくありませんが、
カブトムシの飼育に向きません。
なぜなら甘みがないからです。
水分だけではカブトムシは生きられません。
はちみつのコツ
そして、人口樹液を使うときに使用するはちみつです。
食べてはならないというわけではなく、
食べさせ方に注意が必要です。
ご存じのとおり、はちみつは非常に粘り気のある食品です。
そのままの状態でカブトムシが食べてしまうと、
口のブラシにひっつき、固まってしまいます。
ブラシが使えなくなると、エサを食べられなくなってしまうのです。
カブトムシにはちみつを与えるときは10倍以上に薄め、
しっかりと液状にしてから、
ガーゼなどに浸みこませて与えるようにしましょう。
学びとまとめ
さて、カブトムシのエサの作り方やカブトムシが好むエサ、
注意が必要なエサについてご紹介しました。
もちろん、市販のゼリーを使用すれば、
カブトムシは元気に育ってくれますが、
せっかく育てているカブトムシですから、
自分の手でエサを手作りしてみるのもいいのではないでしょうか?
きっとカブトムシも喜んで食べてくれるはずです。
ご紹介したレシピをぜひ参考にしてみてくださいね。
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