雛祭りも近づき雛人形を飾り出した方も
多いのではないでしょうか?
今はコンパクトな雛人形を飾る家庭が多いので
昔では違い少し小さめのひな壇も多く売られています。
コンパクトなものだと、
お雛様とお内裏様の2人だけのものが多かったのですが
今人気なのが1つ1つの人形自体が小さくなり
お雛様とお内裏様の他に三人官女や五人囃子などが
セットになっているものが非常に人気で注目を集めています。
となると、大変になってくるのが並べ方。
お雛様とお内裏様だけならなんとなく簡単に並ぶられるけど
三人官女が増えると似ている3人どこに誰を置けばいいのかが
いまいちわからなくなってしまいます。
今回は簡単に見分けて飾る方法をご紹介します。
三人官女の順番は?
2段以上の雛人形を購入すると最初に
出てくるのが三人官女です。
お雛様とお内裏様の次の段には必ず三人官女がきます。
その三人官女の意味と並べ方をご紹介します。
三人官女の意味
三人官女は基本的にはお世話がかりのことを指しますが
雛人形の中では一人一人の役割が決まっています。
長柄 | その名の通り長い柄のついたお酒を継ぐ為のものです。
主に白酒。 |
三宝 | 三宝は盃などを置く為のものです。
今で言うお盆のようなものです。 |
提子 | 提子も長柄の様にお酒を継ぐ為の物です。
提子は長柄よりも少しくらいが低いイメージです。 |
三人官女の並べ方
三人官女を並べる時の並べ方があります。
正面向かって左側に提子、
真ん中に三宝、右側に長柄が来る様に並べましょう。
長柄は提子より位が高いとされているので
長柄を両手でもたせましょう。
中央に座っている官女を置きます。
この官女は口が開いており
お歯黒にしているとこが多いです。
お歯黒にしているのは既婚で年配者を意味します
なので1番くらいの高い官女と言えるでしょう。
雛祭りに食べる物
雛祭りと言えばお祝いの食事ですよね。
カラフルで普段とは違う食卓がとてもキラキラ輝いて見えて
子供も大人もとてもテンションが上がります。
その食べ物には意味があるのをご存知ですが?
雛祭りに食べる食べ物と食べ物の意味をまとめてご紹介します。
雛祭りの定番食べ物
雛祭りに定番で食べる食べ物をご紹介します。
菱餅 | 菱餅の色には意味があり緑が健康、白が清浄、ピンクは魔除けの意味があります。 |
ひなあられ | ひなあられも菱餅同様の配色をしており、
同様の意味とひなあられはでんぷんが使われており 健康によいことから1年健康で入られます様にと言う意味もあります。 |
ハマグリのお吸い物 | ハマグリの貝と貝はぴったりと合うものが
1つしかないことからとても縁起の良いものとされています。 |
ちらし寿司 | ちらし寿司の中に入っているえび、レンコン、豆には意味があり
えびは長生きを意味し、レンコンは穴が空いていることから 先を見通すと言う意味があり、豆には豆だけにマメに働くと言う意味が 込められています。 色鮮やかでお祝いの席にはもってこいの定番メニューです。 |
最近では雛祭りにケーキを食べることが多くなっていて
雛祭りになるとスーパーやケーキ屋さんで
雛祭り限定の可愛いケーキなども売られています。
私の家でも毎年お雛様とお内裏様ののった可愛いケーキを
用意し家族みんなでわいわい食べています。
時代の流れとともに雛祭りのメニューや飾り方がわかってきていて
一口ちらし寿司など可愛く盛り付けするのがとても流行っているので
皆さんも年に一度の雛祭りを楽しむために
気合を入れて食卓を可愛くして見てはいかがですか?
学びとまとめ
三人官女は正面向かって右に長柄、
中央に三宝、左に提子の順になるように飾ってあげましょう。
雛祭りは女の子の成長をお祈りする為のお祭りです。
普段はなかなか食べない食べ物で家族みんなで
子供の成長を楽しく話しながらお祈りしましょう。
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