毎年7月1日になると石川県金沢市の人々は

予約してある馴染みの和菓子屋に氷室饅頭を買いに行きます。

行列ができるお店もあるぐらい、

家族や親戚、職場などにこぞって配りみんなで食べる習慣があります。

これは石川県特有の風習なんです。

今回は意外と知られていない氷室饅頭の3色の意味を

由来と一緒ににご紹介します。

 

 

 

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石川県金沢市と和菓子

歴史と伝統ある石川県の金沢ですが、

歴代藩主たち茶の湯に親しみを持っていたため

古くから茶の湯の文化が発達してきた古都であります。

そして、茶の湯に欠かすことのできない和菓子が発達し、

全国的に有名になりました。

金沢で人気のお土産ランキングのなかでも

常に上位を占める和菓子は

四季折々の見た目のは美しさだけではなく、

人生の節目にも欠かすことのできないものとなりました。

金沢駅あんとのお土産2017お菓子おすすめランキング!

 

氷室饅頭とは?

金沢では1月29日は氷室仕込みの日と言われ、

毎年7月1日を「氷室の日」という行事の際に食べる

金沢では昔からなじみ深い酒まんじゅうを

氷室饅頭と言っています。

昔の氷室饅頭は麦饅頭だったようですが、

現在の氷室饅頭は酒饅頭となっています。

氷室饅頭の由来

江戸時代の加賀藩前田家や幕府のお殿様は

氷室の氷を旧暦で「氷の朔日(こおりのついたち)」

現在の7月1日になると、冬季のあいだ氷室に貯蔵した雪氷を

幕府へ献上していました。

氷室で大切に保管していた氷が溶けない様、

遠路道中の無事を祈願して供えた饅頭が

現在の氷室饅頭の由来だと言い伝えられています。

氷は特別な存在

この氷室の風習は、同じように皇室や宮中にもあり、

日本各地に御用達の氷室が置かれていたようです。

氷の厚いか薄いかでその年の豊凶を占ったり、

氷室の氷を食べることで体に溜まった良くないものをとり除き、

エネルギーを戻る目的があったとされています。

白山氷

大変な貴重品だったので、当初は餅を氷と見立て

て食べられていたそうです。

その後、明治時代にかけて

「白山氷」という天然の氷が売られるようになりました。

金沢下松原町の新保屋という菓子屋で「氷室饅頭」のという名前で

白饅頭を売り出したことが元祖だったようで、

その後評判が良く他の菓子屋もこぞって売り出すようになりました。

 

 

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氷室饅頭の皮の色は3色

氷室饅頭がいつから3色になったのかは

はっきりと定かではありませんが、

氷室饅頭の皮の色は3色あります。

氷室饅頭の3色

氷室饅頭は、白、赤(ピンク)、緑の3色ですが、

和菓子店によって

皮の色ごとに餡の色を微妙に変えているところもあります。

白色 太陽 清浄
緑(あお) 新緑 健康や長寿
赤(ピンク) 魔除け

氷室饅頭以外に竹輪(ちくわ)を食べる由来

金沢では氷室饅頭の他にも

お嫁さんの実家から嫁ぎ先へ氷室竹輪(ちくわ)

を贈るという習慣があります。

氷室竹輪は、殺菌作用がある竹の周りに魚のすり身を塗りつけて

作られているので、無病息災を祈願して食べる風習が

由来といわれています。

金沢の夏の風物詩

元々氷室饅頭は、嫁の実家から嫁ぎ先へ、

贈られるというマナーがあったようですが、

娘の嫁ぎ先だけではなく、家族、親戚、知人など

日頃お世話になった方へ配るという習慣に変わったことも

金沢ならではのマナーとも奥深い関係があるようです。

この日は氷室饅頭購入のために、人々は

各和菓子店の店先には長い行列ができ、

時間が遅いと売り切れて購入できないこともあります。

地元ニュースでも氷室開きという行事の

報道は必ず伝えられます。

金沢の夏の風物詩なのでしょうね。

金沢の学校給食

毎年氷室の日には、金沢市内の学校給食の献立に

氷室饅頭や氷室竹輪が登場して

行事食となって子供たちに親しまれています。

金沢の伝統ある風習をとても大切にしているということですね。

学びとまとめ

6月下旬から7月1日にかけて、金沢市内のほぼ全和菓子店で

3色の氷室饅頭が販売されている様子を見た人は、

「今年も夏がきた」と実感する風物詩となっています。

家族で自分ん好みの氷室饅頭の味を見つけることも、

楽しみのひとつかもしれませんね。

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