とうとう国内で液体ミルクが解禁される動きとなりました。
政府は育児負担の軽減を提唱していますが、
解禁ニュースと同時期に鳥取で震度6の地震が発生して3000人に避難生活をおくっています。
この乳児用液体ミルクが、日常の育児負担解消だけではなくいつおこるかわからない災害で
赤ちゃんの命をつなぐ重要な役割をはたしてくれる万能ミルクですが、
最大のデメリットである価格を検証してみたいと思います。
目次
乳児用液体ミルクの国内入手は高い
認可前の乳児用液体ミルクの価格は、とにかく高いです。
ドイツのアプタミル社のAptamil(アプタミル)
が、現在Amazonで買える液体ミルクの代表でありますが、
200mlの12本入りで1万円以上の価格です。
災害時だけじゃない!液体ミルクを日本で普及させるためのプロジェクト https://t.co/kFkQkJoJM6 pic.twitter.com/EDIMmq4W63
— 双子のパパYuichi@3児のあなた (@fp_yuichi_fp) 2016年10月16日
一般的に、生後3~4ヶ月の赤ちゃんでも、一回に200mlのミルクを飲みますので
1日5回ほどに飲むとして、1000ml前後、
個人差もありますが、よく体の大きな男の子でしたらたくさんミルクを飲んでくれますので、
価格にすれば4,000~5,000円ほど消費してしまうことになります。
たくさんミルクを飲む子なら200mlの哺乳瓶を
1万円しても、たくさん飲む子どもだと数日も持たない量ですね。
うちの長男次男はかなり飲む子どもだったので、2日ともたない計算になります。
乳児用液体ミルクは海外は安い
Amazonだと、まとめ売りで一本あたり800円程度する液体ミルクでも、
イギリスではスーパーやドラックストアなどで、200mlボトルが180円くらいで簡単に買うことができます。
たしかに粉ミルクより割高ですが、まだ日常的に妥当な価格ではあると思います。
海外での液体ミルクのシェアが大きい分、需要があるからこの価格で流通しているのですね。
熊本地震でフィンランドから緊急支援物資で輸入したのと同じ液体ミルク。フィンランドではもう1973年から市場にあって、今は代替ミルクが必要な場合、9割以上が液体ミルクを使ってるよ。粉よりも衛生的で、いつも
同じ味で簡単、というのが人気の理由、 pic.twitter.com/vUEbpFQ7cV— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2016年10月13日
他の入手手段
海外の輸入サイトでは、一本当たり470円ほどでAmazonからの購入に比べたら安いようですが、
海外からの発送のため送料が2500円ほどかかるうえ、個人輸入の手順はかなり難しいと思います。
海外のオークションサイトなどを経由して購入するという方法もあるようですが、
赤ちゃんに安心して与えてあげたいので、不安がのこりますよね。
私は、高値ではありますが、Amazonなどの通販サイトからの購入が安心できるのではないかと思います。
It’s as easy as 1,2,3
海外の液体ミルクメーカーのCMです。
ママにとって手間や時間のかかる外出先での授乳タイムを
液体ミルクの手軽さ使いやすさを伝えることができるムービーです。
It’s as easy as 1,2,3だけではない、
日常からメリットが多い液体ミルクを早く日本で広めたいですね。
また災害には赤ちゃんの命綱となる液体ミルクは、無償提供できるように
いつでも備えておいてほしいと思います。
学びとまとめ
日本でも解禁されれば乳児用液体ミルクが解禁となっても、
まだまだこれからどのように普及させていくかは大きな課題のひとつといえそうです。
解禁となって輸入でもかなり価格が下がると思いますが
まず、みんなで国内需要をふやして、日本で製造される市場価格は今よりぐっと下がて
実用的になってくれることを願います。
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