ちょっと子育てにひと段落ついて小休憩のような時期に、
結婚10周年をむかえる夫婦が多いかと思います。
うちは子育てに追われて過ぎ去ってしまいましたが、
みなさんは、結婚10周年はどのようにお祝いしますか?
結婚10周年のお祝いにはどのような意味があるのでしょうか?
目次
結婚記念日一覧
1周年から15周年までは毎年結婚記念日を祝い、
15周年以降はお祝いは5年ごとになります。
紙婚式 | 1周年 |
綿婚式 | 2周年 |
革婚式 | 3周年 |
花婚式 | 4周年 |
木婚式 | 5周年 |
鉄婚式 | 6周年 |
銅婚式 | 7周年 |
ゴム婚式 | 8周年 |
陶器婚式 | 9周年 |
アルミ婚式 | 10周年 |
鋼鉄婚式 | 11周年 |
絹婚式 | 12周年 |
レース婚式 | 13周年 |
象牙婚式 | 14周年 |
水晶婚式 | 15周年 |
磁器婚式 | 20周年 |
銀婚式 | 25周年 |
真珠婚式 | 30周年 |
珊瑚婚式 | 35周年 |
ルビー婚式 | 40周年 |
サファイア婚式 | 45周年 |
金婚式 | 50周年 |
エメラルド婚式 | 55周年 |
ダイヤモンド婚式 | 60周年 |
なかなか全部お祝いできなさそうですが、
大きな節目にはお互いの労をねぎらって
感謝の気持ちを表したいものですね。
アルミ婚式・錫婚式(すずこんしき)の意味
結婚10年目は「アルミニウム婚式・錫婚式錫(すずこんしき)」とも言われ、
錫(スズ)のような美しさと柔らかさを兼ね備えた夫婦になれるよう、
という意味が込められています。
錫の食器や製品などは、使えば使うほど光沢を放ち、
使えば使うほど味が出るという特徴があります。
そんな錫のようにお互いを高めあい、尊敬し合える夫婦の絆を確認して、
ともに歩んできた10年の歳月を振り返り、
感謝をこめてお祝いをしてみるのはいかがですか?
アルミ婚式にこそ贈りたいプレゼント
錫・アルミ製品
アルミ婚式・錫婚式(すずこんしき)お祝いのプレゼントには、
一般的にヤカン、寸胴、ビアグラス、花瓶、アクセサリーなど
錫・アルミ製品を贈るのが定番です。
「錫」のコップは液体の温度がかわらず最後まで美味しく飲めるので、
夫婦の関係性も変わらないようにという思いを込めて贈ります。
結婚指輪
また、10年という節目の年に結婚指輪を新調されてみてはいかがですか。
昔、スイートテンダイヤモンドというものが
ジュエリーメーカーのCMで流行りましたね。
これは、貴金属を売るために仕掛けられたような気がしますが、
二人で指輪を買いに行くというだけでも
新鮮な気持ちが得られるものです。
なんだかちょっと照れくさいようですが、それもお祝いですからね。
錫婚式のワンポイントアドバイス
さて、プレゼントを準備したら、
今度はそれをいつ渡すかのシチュエーションも大事です。
結婚式のように指輪を交換する特定の場がありませんので、
自分たちで考える必要があります。
豪華なディナーや、
夜景が綺麗なレストランもいいですが、
結婚10周年という特別な一日なので、
おすすめは、二人の思い出の場所に行って、
そこで交換するのも良いですね。
昔よくデートで出かけていた場所で、
当時の頃を懐かしく思い出してみると、
初心に返ってこれからまたパートナーとして歩んでいく決意も芽生えます。
錫にまつわる豆知識
昔から、錫の器で飲む水やお酒は
まろやかな味になると言われています。
「錫」は金属の分子が粗く、
不純物を取り除き液体の雑味を吸収する作用があり、
熱伝導率が高いため、酒の冷たさが器全体に浸透することで
器とお酒が互いに冷やし合い、
飲み頃の冷たさを長く保つことが出来るためです。
とても優秀ですね。
熱燗もとっくりを希望の温度のお湯につけるとすぐに温まるので、
昔から重宝されているのも
きちんとした理由があったからなのですね。
学びとまとめ
ある人がこんなことを言っていました。
「たとえ、お金があろうと、
立派な家に住もうが、家族との関係が悪ければ、不幸だ。
確かに、他者から羨望のまなざしで見られることでしょう、
しかし、所詮、見せかけで心はいつもさみしさや、
心の痛みを負っているのです。
本当に大切なのは、お金ではなく、
自分の目の前にある日常が一番大切なのだと思います。
そんな日常に感謝する結婚記念日をお祝いできたらいいですね。